2011年02月27日
宝塚 新生雪組「ロミオとジュリエット」
現在、東京宝塚劇場で公演中の「ロミオとジュリエット」を観て来ました~☆
新しいトップは音月桂さん。この写真からもみずみずしいオーラがびしびし伝わってきます。
今回の「ロミオとジュリエット」はもともとパリで2001年に初演されたフレンチ・ミュージカルをもとにしたもの。ジュラール・プレスギュルヴィック氏の作詞・作曲を、日本が誇る大演出家、小池修一郎先生が潤色したとなれば・・・もう観る前から期待大大大!!
で、実際の舞台は・・・もう感動の嵐!!
なんてったって、純粋で無垢、若さゆえの危うさが漂うロミオに、音月桂さんがどんぴしゃハマっていて。音月さんのお披露目にこれほどまでにぴったりの演目があるだろうか?と思わずにはいられないほど・・・。
伸びやかな歌声、みずみずしいパワー、完璧な美貌・・・水夏希さんの後を担う新しい雪組に相応しいスターの誕生、といったところでしょうか。
ずっと花組の真飛さんと、宙組の大空さんが大好きだったけれど、音月さんにぞっこんになってしまいました(笑)特にマーキューシオの早霧せいなさんとベンヴォーリオの未涼亜希さんと3人で歌うシーンは、今までの宝塚とは違って、まるでアイドルグループを見ているようでキュン死寸前・・・。
と、ミーハーな気持ちを満たしてくれるのはもちろん、やっぱり小池先生の演出は最高で。
だって、「ロミオとジュリエット」って話が単純で、これが2時間半も持つの?って題材。
しかもストーリー知らない人はいないってくらい、ネタばれもいいところ。これでどうラストまでもっていくのかしら?とちょっと冷めた目で観ていたら、もうビックリするぐらいの盛り上がりの感動のラストが待っていて。。正直、目頭が熱くなりました(笑)。
やっぱり、小池先生は偉大です。
こんなにも完成度の高い宝塚は久々!!(先月の宙組「誰がために鐘は鳴る」はイマイチだったんです・・・1年前の「カサブランカ」が最高だっただけに残念)
世の中にこんなにも素晴らしいものがあるなんて・・・この舞台を観れたことに最高の幸せを感じた、そんな夜でした☆
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- at 21:03